「確か、全国№3だよね」 コク、コクと頷く竜聖。 「それから最近、 獣牙の幹部が 海龍のこと調べ始めてて 俺も冷や冷やしてるんですよ!」 「ふーん」 面白くなりそうじゃん。 「ふーんって、麗さん! 気を付けて下さいよ!」 その言葉に軽く苛立ち、 「分かってるよ、 あたしのこと 誰だと思ってんの?」