俺様君のイジワルな愛し方




「なんでもいいとか、出来るやつじゃねーと言わねーよ;」



「ああ、何でも出来そうだから」



「わー、すげぇ。
じゃあオレと一緒にバスケやろーぜ」



「おー、いいよ。」



「じゃ黒板に名前書きに行こーぜ!」



「めんどくせーから俺の名前も書いといて」



「はいはい、しゃーねーな」




そうは言いながらも、岸谷は俺の名前も書いてくれていた。



………とても汚い字で。



いや、人に頼んだんだから文句なんて言わねーよ?



でもさ、俺が字汚いってイメージ持たれそう;