しばらくしてから、穂香は教室に戻ってきた。
『穂香ちゃん!
……大丈夫?』
『うん、へーき!!』
空元気だ。
あそこまでテンションが高いと、逆にわかりやすい。
『いちごパンツの穂香ちゃーん』
『っ……』
けどそこに、運悪く祐介がやって来た。
『どしたのー?
あれ?なんか目、赤い…?』
『……っ…』
『穂香ちゃ…『さわらないで!!』
ぽろぽろと涙を溢した穂香は、
それを隠すように、ランドセルを背負ってすぐに教室から出ていってしまった。
あ……また、
俺の言ったことのせいで……
『奏多……おれ『穂香!!』



