かぁぁああっと顔が熱くなる。 それを隠すようにプイッと奏多に背を向けると、 ────ギュッ 後ろから抱きしめられた。 「…っ、奏多…///」 「はぁ…ダメだ、可愛い…。」 「……っ」 「じゃあもっと、ご褒美あげる。 弁当作ってくれたお礼に」 そう、耳元で囁かれて。 キュンキュンして、くすぐったかった。