俺様君のイジワルな愛し方




いったいアイツは、どこまで鈍感なんだろう。



……って、考え出したらキリがないよな。



もーいい。寝よう。



寝たらまた、こんなイライラなくなってくれるし…。













………………



……全っ然眠れねー…。



まだ飯食ってないし、腹減ってるからか。




「奏多ぁー!ご飯出来たよー!!」




……って、グッドタイミングだな、母さん。



少し感心しつつ、腹が減って仕方なかった俺は、バタバタと急いで部屋を出て1階におりた。