「あ、あはは…うなじ見えるのってやっぱ無理?
ごめん、目障りだよね…。
あ~あ…私うなじ美人になりたかったな…。」
目障りなわけねーし。
すげぇうなじ綺麗だっつの。
だから見せたくねぇんだよ…他の男に。
「穂香」
「ん?……ひゃあ…っ!!」
俺は穂香のうなじにちゅうっと口づけた後、
首筋に舌を這わせた。
「ちょ、奏多っ…ここ外…っ!
誰かに見られ…っ」
「いいの」
「っ……!よくないっ!!」
────ゴッ!!!
「いってぇ!!」
困ったらすぐ手を出すな!!
しかも本気で叩いただろ!
超いてぇ!暴力反対!!



