ということは大した話じゃないのか。 うーん……まぁ、聞くだけ聞けばいっか。 そうして屋上にやって来た私たち。 「屋上って立ち入り禁止じゃ…」 「いーのいーの。 大事な話するときにはうってつけだしね」 さすが碧くん。 奏多の友達だけあって、やんちゃなとこもあるのか。 「で、早速だけど、話ってのは…… 廣瀬くんが奏多の住所を僕に聞いてきたんだ。」 「え……大和が!?」 な、なんで…?