なんでこういう時に、素直に『かわいい』って言ってやれねぇんだよ。 この性格、どうにかならねぇかな…。 穂香にあんなリアクションされたら、後ろめたくて仕方ねぇよ…。 「……っ…、ほの「穂香ぁー!!」 今度こそちゃんと謝ろうと思ったのに、 知らない男の声に遮られた。 誰だよ!! 邪魔すんじゃねぇよ!! ギロッと声のした方を睨むと、 そこには、茶髪の狼男(?)がいた。 「あ、大和!」 トコトコとソイツのもとに走っていく穂香。 あぁ、コイツが… ────廣瀬大和…。