「あ、穂香?
目が覚めた?」
「お母さん…」
「奏子ちゃん(奏多の母)から穂香がもどしたって聞かされて、心配したのよ?」
「うん…ごめん…」
「さっき奏多くんがわざわざ部屋まで連れてきてくれたんだから、
今度会ったらお礼言いなさいね」
「………え…?」
奏多が連れてきた…?
「お母さん…奏多、なんか言ってた?」
「え?
いや、ただ…ちゃんと薬飲ませてってことと…
穂香が家で一人になる時は、いつでも俺んちに連れてきていいですからって。」
「……」
「奏多くんってば、いつの間にあんなにかっこよくなってたのかしら~。
病院でも穂香についててくれたんでしょ?
やぁね~、早く付き合っちゃいなさいよ~」
「はい!?」



