それから会計は奏多がしてくれて、薬も奏多が受け取ってくれていた。 「ごめん…何もかも任せっぱなしで…」 「穂香は病人だからいーの。 さ、帰るぞ。乗れ」 「はい?」 病院を出れば、何故か奏多はその場にひざまずいて、 そんなことを口にした。 「の、乗れって…」 「お前、まだ満足に歩けないだろ? おぶってってやる。」 「……それはさすがにいいよ… 私重いし…」 「いーから乗れ! 支えて歩く方がめんどくさい。」