ドンっ


鈍い音がして、

とてつもない痛みが全身にはしった。




「花梨!?」


麗さんの声が聞こえる…

「拓斗くん!!しっかりして!!!!」

その声の少しあとに、



「ー…くと、たくと…」



その声を最後に俺の意識は途絶えた。