お嬢様、俺のお味はいかが?


私は山田が待ってる校門のところに向かった。

そして、迎えの車が見え、山田が見え始めた。

「あっ、いた……!!」

私は早く会って、今日のことを山田に話したい……。

私と山田まであと10メートルぐらいになったとき、誰かが私の手を掴んだ。

後ろを向くと私の手を掴む鳥河兄弟のどっちかがいた。

そして私を抱き寄せ、私の唇に鳥河の唇が重なった。

「……っ!!やめて!!放して!!バカ!!」

私はそう言い、山田の方に行こうとした。

山田は私の方をじっと見ていた。

今……見てた……?

私は山田の前を通り、そのまま走った。

そして、目から涙がボロボロ出てきた。