お嬢様、俺のお味はいかが?


私は、公園にいた。

どこの何公園なのかも分からない、公園にいた。

「っう……なんで……山田の……前で……ぐす……」

――~♪♪♪

するとケータイの着信がなった。

「ぐすっ……もしもし……」

『お嬢様!!どこにいるのですか?!お願いです、教えてください!!教えて……ください……』

「山田……?泣いてる……?」

『……お嬢様、どこにいますか?』

「分からない……山田……迎えに来て……」

『近くになにがありますか?』

「パンダとライオンとキリンの遊具がある公園……」

『パンダとライオンとキリンの遊具……?分かりました。動かないでくださいね』

「うん……」


それから7分後、山田は私を迎えに来てくれた。

山田は私を見つけたとき、優しく抱きしめてくれた。