.゚*Milky Way*゚.

夜。


聖愛ちゃんと叶斗くんからメールが届いた。

2人とも、凄く心配してくれているのが文面から伝わってきた。
罪悪感に、胸が痛い…。


『もう大丈夫だよ!心配してくれてありがとう』

…と、返事を打ち終わると、私は小さく溜め息をついた。

文字と心のギャップに、変な気分になる。

一体何が大丈夫なんだろう?
こんな作った嘘の文章。
メールの画面を見つめ、私はまた溜め息をついた。


今日はもう寝よう…。
いつもよりかなり早い時間に、ベッドに入った。


だけど…

全く眠れず、気付けば時刻は真夜中。

こんな時間になっても、気持ちはまだモヤモヤしたまま。


ダメだ。眠れない…。
私はベッドから起き上がると、窓の外を見つめた。いつもの、真っ暗な夜。



そして…