アイスを一口食べ、カクテルを一口飲む。

「うんっ!美味しいー!」

バニラアイスの甘さと、ソーダのしゅわしゅわが口全体に広がる。


「頬っぺたが落ちそうですわ」

聖愛ちゃんもとても幸せそう。


「こんなに喜んでもらえて良かったよ。デザインも問題ないみたいだし」

嬉しそうに笑う叶斗くん。


「これは可愛いし美味しいし、絶対流行るよ!ねっ、聖愛ちゃん」

「ええ、大ヒット間違いなしですわ」


「ありがとう。じゃあ二人ともゆっくりしていってね。また後で」

そう言うと、叶斗くんは仕事へ戻っていった。