「あ、そうだ!!稽古お疲れ様」 「ははっ、今さらかよ」 うん。 今まで遥斗が稽古ってことすっかり忘れてた。 ふっとドアの近くを見ると、隆二くんが立っていた。 もしかして、遥斗に何か用事?って思ったけど、目が合うとすぐドアの奥へ入って行った。 …なんだったんだろ? こっちみてたから、遥斗に用事だと思ったんだけど…。 月曜日にあえるし、それに用事があればメールとかするだろうし。 あたしが気にすることじゃないかっ!! 「行くぞ」 「あ、うん」 遥斗はまったく気づいている気配はなかった。