『話しかけないでよ、バカが移るから』

『あんたみたいな低脳に教わることなんか皆無なんだけど?』

『とりあえず寝なよ』





「ん...夢?」

鬱陶しい目覚ましに起こされて私は呆然と虚空を見上げた。

.....何だあの夢は

顔はぼやけていて覚えていないが、同じ声の子が

それぞれ(多分私に)無表情だったり怒ったり、蔑んだ目で見たりと暴言を浴びせていた。


何だこの夢は

何の脈略もないその夢を見て私は少し腹をたてている。


少し腹をたてたことに疲れたので少し眠ることにする。