何度でも君に恋をする

「ねぇ、ここすごい田舎だと思ったでしょ?」


私の言葉にお姉は吹き出した。


「うん!だって辺り一面、山と森しかないんだもん!
ビックリしちゃった。
千花、よくこんな所住めるね~(笑)」


「でも、いい場所もいっぱいあるんだから!
あとで案内してあげる!」


私が言うとお姉はそれは楽しみ、と言って鼻歌を歌った。

お姉はいつも楽しかったり嬉しかったりすると鼻歌を歌うんだ。


今まで会えなかった分、一週間いっぱい話したいな!


そう思ったら思わず笑顔がこぼれた。

きっとお姉は気に入るよ、この街の事。


次の日、私はまた部活。
お姉と話していたかったのに・・・・


「え?じゃあ、チカのお姉さん来てるの?」


休憩時間に加恋に言われて頷いた。


「へぇ!あたし、生意気な弟しかいないからお姉さんて羨ましい!」


加恋が明るい笑顔で言った。


「明日、遊びに来る?」


私が言うと加恋はえっ!と声を漏らした。