何度でも君に恋をする

夏休み3日目。

今日も部活。
幸い今日は午前練だけ。

でも、午前練だから楽という訳じゃない。


「ほら、動いて!
来月の大会、負けてもいいの?!」


今日も加恋の怒鳴り声が広い体育館に響く。
加恋の声はよく通るから怒鳴り声は耳がキンキンする。


「はい。
じゃあ、10分休憩!
1分でも遅れたらランニング増やすからね!」


やっとだぁ‥‥
「休憩」と告げられて私はその場に座り込む。

水筒のスポーツドリンクを飲むと体の汗と熱が無くなってくような感じがした。


10分休憩はあっという間でまたすぐに練習再開の加恋の声が聞こえた。


「お腹空いた~」


そう呟きながら日陰を探し、歩いた。
加恋の鬼…

今日はすっごく疲れた。

1時間に一回は休憩を取っているというのに疲労感はハンパなかった。

あの後、実戦練習をして実際に得点を入れてやった。
それに負けた私たちは練習後の掃除と部室の片づけをやらされた。


「あれ?
篠塚じゃん」


背後から声を掛けられた。