何度でも君に恋をする

「我ながら迫真の演技だったと思うよ。
だいたい俺の告白断るなんてありえないし。
それで今までの奴らだってだいたいオチたじゃん(笑)」


この声は冴木くんだ。


「なんだよ!モテ男め!」


そうだったんだ・・・
冴木くんは私の事は全然好きじゃなくてただゲームに負けた罰で私に告白したんだ。

きっと今まで付き合った子もそうだった。



「ふざけないで!
私、あんたとどこか行く気も付き合う気も無いから!!」



怒り狂った私は教室のドアをガラッと勢いよく開けた。

男子たちは突然入って来た私を見て目を丸くした。


「し、篠塚さん!
違うよ。これは何かの間違いで…」


冴木くんが近づいてきて腕を掴まれた。
でも私はそれを思いっきり振り払った。


「私、冴木くんみたいな男子大っ嫌いだから!
学年中の女子がこの事知ったらあんたらの好感度ガタ落ちだね」


それだけ言って教室から出ようとしたら教室のドアを閉められた。