何度でも君に恋をする

嫌い。


郁も自分自身も。


何で私に前世の記憶を与えたの?


それがなければきっとこんなに辛くならなかったのに。


1週間後、怒りが収まらない私は郁を避け続けた。

日菜子達は最初は面白がって見てたけどすぐに“何かあったの?!”と、すごく心配していた。

郁は時々、こちらを見てる様だけどすべて無視した。

そうするたびに何とかしなきゃって思ったけど何も出来ずにいた。



家に帰るとおばあちゃんが家の外で草取りをしていた。


「千花、お帰りなさい」


「ただいま~」


おばあちゃんの声を聞くと心が温かくなる。
相談してみようかな?


しゃがみこんで草取りをするおばあちゃんの横に座る。


「ねぇ、おばあちゃん。
人を重ねるのっていけない事だよね」


急に何の話だい?、なんて言いながらもおばあちゃんはニコニコしながら答えてくれた。