何度でも君に恋をする

加恋が今日は家の用事って言って部活を早退した。

いつも一緒に帰る相手がいないと結構寂しい。

ウチの学校は坂の上にある。

だから学校へ来る時は毎朝、坂を登らなきゃいけない。
でも帰りは下り坂だから結構らく。


下り坂をゆっくり下っていると坂の下に男子が歩いていた。
きっと…いや間違いなく水城くんだ。

方向は一緒だから一緒に帰りたいな・・・


「水城く~ん!」


なるべく聞こえるように大きな声で呼んだ。
水城くんが振り向いてこっちをみた。

私は急いで坂を駆け下りた。


「きゃっ!」


下り坂なのに走った私はかなりのスピードが出ていた。

私は水城くんに抱きつくような格好で突進してしまった。


「うわ!」


水城くんが私を受け止めるような形でうしろに倒れこんだ。


ドシンッ


水城くんは思いっきり尻餅をついてしまった。
幸い地面は土だったから怪我は無かった。