何度でも君に恋をする

「いいよ…
すぐ乾くし、それに…」


「それに?」


水城くんは私から目を逸らし赤い顔で言った。
耳まで赤いかも。


「…別に嫌じゃなかったし…」


「え!」


せっかく赤みが引いた顔がまた真っ赤になってしまった。


「ゴメン、私帰る」


頭が混乱して気まずくて私は丘の坂を下った。


走ってるせいかな?
今日の気温ってこんなに高かったっけ?

すごくドキドキする。
すごく暑い。

このドキドキは何?

水城くんに対して?


「うそ!」


その場に座り込んだ。


私、水城くんの事が好きだ。


この気持ちは間違いない。
恋ってこのことを言うんでしょう?

その人を考えるだけでドキドキして胸が苦しくなる。
顔を見ただけで、声を聞いただけで嬉しい。