何度でも君に恋をする

「詳しいことが分かりました。

横転した弾みに林の中へ車両が転がりました。

乗客103人、運転手2人中、運転手1人と乗客98人が死亡。

生存者は運転手1人と乗客の幼い子供3人とその母親2人の5人です」


あとの辺りは聞いてなかった。

もう立っていられなくて膝から崩れ落ちた。


息が苦しい。
助けて、助けて。

イッくん。

信じられなかった。
きっとその人の確認不足でイッくんは生きてると思っていた。

だから私は電車を待った。

イッくんが来ることを信じて・・・


でも、到着時間になっても次の電車が来てもイッくんは現れないのだった。


なんで?
約束したのに。

『絶対いつか迎えに行く』

って。

イッくんは約束を破った。


これが最初で最後だった。

いつまでたっても帰ってこない私を心配して親が駅まで迎えに来た。


家に帰るとテレビが付いていた。

すると画面の上の方に「速報」と表示されたニュースがやっていた。