何度でも君に恋をする

その5分後。
駅の事務室がざわついてることに気付いた。


「あの、どうかしたんですか?」


事務室から出てきた女の人に声を掛けた。
女の人はちょっと言いづらそうに言った。


「15分着の電車が脱線して横転したそうです。

詳しいことは今調べ中なんですが…」


え…?


「原因は・・・?」


「運転手の居眠り運転です。
生存者は今のところわかりません」


女の人の言葉がしばらく飲み込めなかった。

嘘だ…嘘だ…


「嘘ですよね?!
お願いです!冗談だって言ってください!」


いくら聞いても「嘘だ」とは言ってくれなかった。


「イッくんは必ず来るよ…
約束したもん。
イッくんは約束破った事なんて一度もないんだから…」


自分に言い聞かせるように呟いた。

お願いだから私からイッくんを奪わないで‥!



その数分後、また彼女が私の元へ来た。