何度でも君に恋をする

月曜日、久しぶりに学校へ早く行った。

教室にはまだ数人しかいなかった。

その中に日菜子も来ていた。


「日菜子、昼休みに話があるの。
B棟の3階の階段の所に来て」


日菜子は私に話しかけられてびっくりした顔になった。

私は日菜子の表情が見たくなくてそれだけ伝えるとすぐに席に戻った。



そして昼休み。
B棟の3階の階段。
この階は音楽室や化学室などの特別教室しかないから基本的に人通りが少ない。

私が壁に体重を掛けてもたれかかっていると目当ての人がやって来た。


「チカ、話って何?」


胸がドキドキする。
負けちゃダメ。
ちゃんと向き合うんだ。


「…日菜子はどうして私が他の人と話そうとすると邪魔するの?」


ゆっくりと話し、日菜子の返事を待つ。


「だから前にも言ったじゃない。
あたしがいるからいいで…」


「何で?」


日菜子の言葉をさえぎり言った。


「・・・・・」


日菜子が黙り込んだ。