何度でも君に恋をする

「聞きたい事って何?
ってか、加恋と真紀と仲良くなったの?」


日菜子が手を止めて真顔になった。


「昨日、日菜子が委員会で一人で帰ろうとした時声掛けられたの。
『一緒に帰らない?』って。
それで仲良くなったんだ。

聞きたい事っていうのは勉強の事」


私が答えると更に日菜子は質問してきた。


「勉強なら私にだって聞けるじゃん。
2人のところなんか行かなくたっていいでしょ!

それとも、あたしの事嫌いになった?」


「いや!
そんなんじゃないよ!
だって2人とも学年トップなんでしょ?

それに日菜子は今、ノート写してて忙しいかと…」


「大丈夫!
あたしだって教えられるよ。
急いでノート写すから平気だって」


ニッコリと日菜子は笑った。
その笑顔が怖くて何も言い返せなかった。

やっぱり話は本当っぽい。