「私はチカって呼んで!
よかった~
日菜子以外の友達が出来て」
「私も話せて嬉しい!」
ニコッと笑いかけると2人も笑い返した。
「だって、いっつもチカには日菜子がいるから話しかけられなかったんだよね~」
「うん。
あの子、『チカに近づかないで!』みたいなオーラ出してるし」
2人の言葉に「え?」っと聞き返した。
「日菜子、去年クラスで浮いてたんだよ」
「な、なんで?!」
「すごく、焼きもち焼きで仲の良い子独り占めしようとしてたの。
それが嫌になってみんな日菜子から離れていったの」
独り占め?
つまり転校して一週間経っても友達が出来なかったのはそのせい?
「特にいじめられるわけじゃなかったんだけどね。
でも日菜子の友達だった子はみーんな居なくなっちゃった」
「チカも気を付けな。
本人は無自覚らしいけど束縛された子だっていたから」
―――――――――
2人とは家が結構近かった。
聞いてみたら真紀と加恋は同じ小学校でずっと一緒らしい。
いつも通り夕飯を食べて自室に戻った。
よかった~
日菜子以外の友達が出来て」
「私も話せて嬉しい!」
ニコッと笑いかけると2人も笑い返した。
「だって、いっつもチカには日菜子がいるから話しかけられなかったんだよね~」
「うん。
あの子、『チカに近づかないで!』みたいなオーラ出してるし」
2人の言葉に「え?」っと聞き返した。
「日菜子、去年クラスで浮いてたんだよ」
「な、なんで?!」
「すごく、焼きもち焼きで仲の良い子独り占めしようとしてたの。
それが嫌になってみんな日菜子から離れていったの」
独り占め?
つまり転校して一週間経っても友達が出来なかったのはそのせい?
「特にいじめられるわけじゃなかったんだけどね。
でも日菜子の友達だった子はみーんな居なくなっちゃった」
「チカも気を付けな。
本人は無自覚らしいけど束縛された子だっていたから」
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2人とは家が結構近かった。
聞いてみたら真紀と加恋は同じ小学校でずっと一緒らしい。
いつも通り夕飯を食べて自室に戻った。