何度でも君に恋をする

休み時間になると隣の席の子が話しかけてきた。


「あたし、佐野日菜子(サノヒナコ)!
よろしくね。
日菜子でいいよ。
篠塚さんは何て呼べばいい?」


「チカって呼んで!」



日菜子は長い髪の毛をポニーテールに束ねている。
まつ毛が長くて美人だ。


「チカは何部?」


「えっと…
前の学校では陸上部だったかな。
日菜子は?」


「あたしはテニス部!
陸上部か…
陸上部はこの学校に無いよ?」


「えぇ!?
じゃあ何部があるの?」


「えっと、女子は吹奏楽部とバレー部とバスケ部とテニス部と卓球部」


日菜子の話を聞いて部活数に今度は驚いた。
そして、生徒は何らかの部活に入らないといけないらしい。


じゃあ何に入部しよう…


「ねぇ、テニス部に入らない?
今、人手足りなくて困ってるの!
今の人数だと団体戦出られなくて…」


テニスか…
ほとんどやったこと無いかも。


「少し考えてみる」


そう伝えてその話は終わった。