何度でも君に恋をする

今がその『チャンス』なのかもしれない。


今なら言えるかもしれない。


そう思った瞬間さらに鼓動は速くなる。

マンガとかで載ってるトクン、トクン、って言うのは絶対うそだ。

今の私の心臓からはドッ、ドッ、って言う太鼓を叩くような音しか聞こえない。


「…郁」


「ん?何?」


「私の前世はね郁の前世と恋人だったの。
でも遠距離になって郁の前世は事故で無くなったの。

すごく、すごく好きだった…」


私は前世の事から郁に話した。
郁は何も言い返すことがない、という顔で聞いている。