目を開けるとさっきの人はどこにもいなかった。
代わりに真っ白だった世界はキラキラ光っていた。
そこで目が覚めた。
自分の部屋の天井と色が違うからここは保健室にいるのだと実感した。
「・・・篠塚?」
名前を呼ばれて声が聞こえた方へ視線を動かした。
そこにいたのは郁だった。
「い…く…何でここ…に?」
「佐野に聞いた。
今は3時間目の休み時間。
最近寝ていないって顔してたから心配だったんだ」
私はゆっくり体を起こした。
その時、私の背中に添えられた郁の左手に鼓動が早くなる。
「ありがとう…」
小さくつぶやくと彼は微笑んだ。
「先生、職員室に今はいるよ。
篠塚が体調悪いようなら早退しろって」
「もう平気。
教室、戻るね」
そう言ってさっさとベッドから降りた。
久しぶりにゆっくり寝れた。
肩の重みやだるさが体から無くなっていた。
代わりに真っ白だった世界はキラキラ光っていた。
そこで目が覚めた。
自分の部屋の天井と色が違うからここは保健室にいるのだと実感した。
「・・・篠塚?」
名前を呼ばれて声が聞こえた方へ視線を動かした。
そこにいたのは郁だった。
「い…く…何でここ…に?」
「佐野に聞いた。
今は3時間目の休み時間。
最近寝ていないって顔してたから心配だったんだ」
私はゆっくり体を起こした。
その時、私の背中に添えられた郁の左手に鼓動が早くなる。
「ありがとう…」
小さくつぶやくと彼は微笑んだ。
「先生、職員室に今はいるよ。
篠塚が体調悪いようなら早退しろって」
「もう平気。
教室、戻るね」
そう言ってさっさとベッドから降りた。
久しぶりにゆっくり寝れた。
肩の重みやだるさが体から無くなっていた。