何度でも君に恋をする

午後の部。


白組と紅組の点差は両者一歩も引かず。

ついに最後の種目である紅白対抗リレーになった。


「チカ、頑張ってね」


「千花ちゃんファイト!」


「ガンバ!」


入場門に行くまでに同じ紅組の同級生に声を掛けられた。

中には今まであまり話したこともない子もいた。


パンッ!


ピストルの音で第一走者が一斉に飛び出す。

私は女子の3番目。


紅組の出だしはそこそこ。

私は2位でバトンが来た。


1位との差はわずか2メートル。
少しでも追いつくべく私はスピードを上げた。

第4走者にバトンを渡す。

その直後に白組も第4走者に渡っていたから私は彼女を抜かしたんだろう。

今は白組がわずかにリードしていた。


アンカーに渡る時に紅組に幸運が訪れた。
白組アンカーがバトンを落としたのだった。

これをチャンスに紅組はどんどん差を広げていく。

1位でゴールテープを切った。


紅組の応援席からは歓声が沸く。

熱気が収まらないまま男子のリレーもスタートした。