何度でも君に恋をする

「郁が一番かっこよかったよ!

仲間に指示出して紅組の為に頑張ってた。

私、ずっと見てたもん。

それに郁は仲間がケガしないように自分が犠牲になって転んだんでしょう?

それってそう簡単には出来ないよ!

私はすごくステキなことだと思う」


思っていたことが口に出ていた。

夢中になってて気づかなかったけど今、すごく恥ずかしい事を言ってしまった。
顔が真っ赤になって椅子に座り込みうつむく。


「ゴメン…
勝手なこと言って…」


恥ずかしくて郁の顔が見えない。


「篠塚」


名前を呼ばれてドキッと胸が鳴る。
顔をゆっくり上げた。


「ありがとな」


彼はそう言って優しく笑った。
頬を少し赤く染めて。

その優しい笑顔に鼓動が次第に速くなる。


「わ、私行くね!」


その場にいるのが耐え切れなくなって私は保健室を飛び出した。


ヤバい…


ドキドキし過ぎて死にそう…