その奴隷は愛に飢えて


【ソミュ】ってだあれ?


表情だけで尋ねている6番目に、体を起こしたキオザは苦笑する。



「ほら、言ったろ?名前考えてやるって。だから、ソミュ」


「っ、で、でもっ。ボクは化け物だからっ、関わっちゃ……」


「いいんだよ。だって、お前は俺を守ってくれたんだもんな。嬉しかった。

ありがと、ソミュ」


「っ……!」



下唇を噛んで今にも泣きそうな6番目………いや、ソミュに、キオザは慌てて駆け寄る。


よしよし、とソミュの頭を撫でるキオザは、優しい顔でソミュに笑いかけていた。



それが、スイッチとなるというのに。