けれども、
「それなら、ずっとここにいればいい。貴様のオモチャも、貴様の愛する者も、ここにあるだろう?」
チェグだからこそ、出来ることもある。
愛してやまないチェグの言葉なら、容易に6番目を止めることができるのだ。
「ううん、でも。ボクをいじめる悪い大人たちがいっぱいいるんだもん。ボク、こわいよう」
先程まで暴れていた奴が何を言うか。
しかし、一見すると6番目は『可愛いこども』なのだ。
純粋に、残酷で、それでいて、ひどく愛おしい存在。
彼から愛を受けた者は、もはや障害なく生きていけると思うなかれ。


