モニタの中に、短い白衣を着た医師たちがぞろぞろと入ってきた。 今日は定期検診の日だ。 動き回る久城を手早く押さえて、腕に何か取り付けている。 見事な手際だった。 その時、半透明の水母がまたひとつ、房に迷い込んできた。 「――すいません、見てきます。暴れるかもしれない」 そう言って向かった房では、がしゃん、ばたん、と凄まじい音がしていた。