悪魔の微笑み





唇が触れる。

はじめは優しく、軽く。

それだけであたしの身体は反応し、熱を持つ。





「イイだろ」




彼は吐息混じりにそう吐き、次第に強くあたしを求める。

頭が真っ白になり、息をするのも苦しくなり。





「……んっ……」




思わず声を漏らしてしまう。

輝が激しくあたしを求め、あたしが壊れてしまいそう。