輝はあたしの身体を離し、顔を覗き込む。 その切れ長の瞳が嬉しそうに輝いていた。 「お前は……天使になった」 「え!?」 耳を疑う。 輝はまた、あたしを騙そうとしているのではないか。 だけど、輝の触れる腕からは、温かくて優しい力が流れ込んできて。 疲れた身体を癒してくれるようだ。 前とは全く違うこの変化。 あたしは、本当に天使になったのかもしれない。