「やめて!!」 反射的にあたしは叫んでいた。 だけど、怖くて怖くて。 正樹君だけでなく、あたしまでやられてしまったらどうしよう。 弱い気持ちで満たされていた。 正樹君を守りたい。 だけど、傷つくのも怖い。