「改めまして」


みっくん先輩が口を開く。


「幸望ちゃん。

 俺らのバンドにボーカルとして入ってくれてありがとう。」


「幸望りんが入ってくれて、本当に嬉しいよ♪」


「幸望ちゃんのおかげで学祭も出れたし」


「……何より、バンドするのが楽しくなった」


一言ずつ、私の目を見ながら話す先輩たち。


私の目には、涙がたまる。


「そんな幸望ちゃんに、感謝の気持ちをこめて。

 俺たちで作りました。

 聞いてください。

 『You know』」