「もちろん幸望ちゃんもだよ?」 長谷川先輩がそう言って、私の顔をのぞき込んできた。 わわ、近い……! なぜかドキドキする胸に手を当てる。 そして私は、朱里や長谷川先輩のように笑って、 「はい!」 と、返事をした。