「幸望ちゃん。」 顔をあげる。 いつの間にか、みっくん先輩は私を離していた。 「もし、悩んでるなら、 幸望ちゃんが後悔しない方を選ぶべきだ。 こっちにして良かったって、思えるような… そんな決断してね」 先輩はそう言って、去っていった。 取り残された私は、胸に手をあてる。 大きく息をすって、目を閉じる。 ………私が、後悔しない方。 そんなの、決まってる。