みっくん先輩の手に力が入れば入るほど、 私の心臓は大きく脈をうつ。 今までに感じたことのないくらい、うるさい。 先輩に、聞こえそう─── 「何があったかは分からないけど、 俺は、幸望ちゃんの歌を聞いて すっごく感動した。」 先輩の言葉に、涙が出そうになる。 「同じ歌を聞いてても、幸望ちゃんが歌うと すごく心がこもってて 聞いてるこっちが笑顔になる。」