ヤンキー王子と夢見るお姫様

―1か月後

キーンコーン―。


HRが終わってみんなが次々と帰っていく中、私もさくとあーちゃん(あゆみ)と一緒に出口に向かっていた。

すると…

「ねぇ、櫻木ハル?」

そこにはいかにもチャラそうな2年の先輩がもう一人先輩を引き連れて立っていた。

今、私の名前をよんだよね?よんだよね!?

「っはい…」

「メアド教えて?」

っえ、何この人!
唐突すぎ!ってか誰!?

「真二に聞いてもい?」

真二とは、隣のクラスのちょっとチャラめの幼なじみ。

どうやら、真二と知り合いらしい。

「っえ、あっはい…」

あっ言っちゃった…

急すぎて、頭が真っ白になって言っちゃった…

「じゃあ」

っえ…じゃあってちょっと…