一つの海の物語。

「美鈴ちゃんも補習?」
私がそう聞くと、
「いえ、宏紀に会いたくて・・・」
頬を染めて彼女は言った。
宏紀も頬を染め、俯いた。
「あっ!宏紀そろそろ行かなきゃ遅刻しちゃうよ!」
また、宏紀にだけ言ってる。
私たちも補習ですけど・・・
そんなところがちょっと苦手だ。