はぁ~

やっと終わったぁ・・・。



話し合いが長いのなんの・・・

本当に、もぉ!!


ガラガラ・・・___


ドアを開けると、仲良く寝ている3人組が・・・



「ちょっと、要!祐來!健斗!こんな所で寝てたら、風邪引くよ?」



揺すって起こそうとするけど、

全く起きない、3人。


うぅ・・・困った。


と、困った挙句に要の耳元で・・・


「かーなーめー!!!」


と、叫んでやった笑

要は飛び起きて、私を怒ったけど。

まぁ、いいか。


その後に、祐來と健斗は要に殴られて起きた。


で、4人で帰ることにした。


帰ってるこんな話になった。



「俺らって、つるみはじめて5年ぐらい経つな。」

「確かに、その時ここまで一緒に居るとは、思わなかったよなぁ。」

「確かになぁ。俺正直要と祐來嫌いだったし・・・」

『はぁ!?1番引っ付いてきたのお前じゃん!!』


ないわー、とか言いながらも楽しそうな3人。


「本当に、3人って仲いいよね、いいなぁ。」

私がポツリとつぶやくと。


『『はぁ!?お前何言ってんの?
"俺ら"って言うのは、
お前も入ってるんだよ!!!』』



と、3人にハモりながら言われてしまった。


「え!?そうなの?私も入って良いの?」


「あれ、渚に言ってなかったっけ?」

「俺らがつるみ始めたのは、渚がいたからだぞ?」

「そうそう、それまで俺らはなぁんにも、接点なんて無かったしな。」


そうなんだ・・・私が居たからなんだ・・。

でも、なんか嬉しいなぁ
この3人が居なかったら、
私もしかしたら死んでたかもしれないのに。


「渚、なにニヤけてんの?」

「うん?笑いやぁ、嬉しくてさぁ。笑」


私はそう言って、3人に抱きついた。



「渚、ちょ////」

「おいっ/////」

「やべぇって、渚///」


赤くなる3人が分かんなかったけど、

ギャァギャァ五月蝿いから、仕方なく放してあげた。


放した後に、誰にも聞えてないであろう声で

「ありがとう。」


って、言った。

面と向かってなんて恥しすぎる。


だから、誰にも聞えないように
お礼を言ったんだ。


私、あの時3人が話しかけてくれて本当に助かったよ。