「はぁ・・・」
今のでため息何回目だろうか・・・。
「はぁ・・・」
私の幸せもぅ無くなったかも・・・。
放課後、私は1人生徒会室に向かってる・・・。
「はぁ・・・」
「おいおいおいおい、今のでため息27回目だぞ!?一分に2回のペースだぞ!?」
急に声がして、後には驚いてる凛。
指を折って数えてる真琴。心配そうな遙。
「はぁ・・・」
「ちょ、おい!!!俺ら見て"はぁ・・・"はねぇだろ!!」
だって・・・生徒会が嫌なんだもん。
この教室に入っちゃえば、京太とか楓が居るんでしょ?
『渚って可愛いよなー。』
『あー分かる。それにダンスも上手いし。』
『なんかさ、STERの1人だったとか・・・』
『え、まぢ!?あの伝説の!?』
『すげぇ・・・』
『ってかさー夏井渚ってウザくない?』
『あー、分かるぅ。』
なんで、今こんなのが・・・
『後から入ってきてさー、ちょっと上手いからって、男に媚売ってさ。』
『本当にそれだよねー。』
『あ、聞いた?葵さこの頃来ないじゃん?』
『うん。それがなに?』
『葵の彼氏がさここに来た時に、夏井渚に惚れて葵振られたらしいよ・・・』
『え、なにそれ。あいつウザー。』
『本当に、いつまで居るんだろ。さっさと辞めればいいのに。』
もぉ・・・な、んで・・・。
【バシャー・・・_______】
『きゃははははは、いい気味ー。』
『さっさと、辞めてよ本当に目障りなんだよね。』
『さっさと、消えてよ。』
『あんたなんか、消えても誰も悲しまないよ。』
『きゃはははは、言えてるー。』
「あ・・・・・・あぁぁぁぁぁぁぁ!」