「なぁーぎぃさちゃん♪おはよー☆」

4人と一緒に学校に着くと、

待ってました!と言わんばかりに楓が話しかけてきた。


「渚ちゃん?おはよぉ~。」


と、後から間延びした声。
これは京太だ・・・。


朝からやだな・・・



「渚・・・知り合い?」

「え・・・うん。ね?大牙。」


私は、名前を出したく無くて大牙に振った。



「え!?はい。生徒会のメンバーですけど・・・。」

「そっか・・・。」



怖い顔の祐來がそう答えた。

わ・・・どうしよう、祐來がこわい・・・。



「ホラ、渚。祐來。行くぞ。」


動かなくなった私と祐來にシビれを切らしたのか。

要が腕を引っ張っていった。