「じゃぁ、流れ的に俺っぽい?w俺は、1年c組入江京太。好きな物・・・」



と、いかにもチャラ男そうな、金髪男京太が言葉を切って、
ニヤって笑ったと思ったら。



「渚ちゃん。」



こう、言った。
あぁ、この笑顔に女の子は騙されるんだ・・・



「えっと・・・それはどうゆう意味?」



私が戸惑ってると、京太はクスクス笑いながら、



「だぁかぁらぁ、俺の好きな物は夏井渚会長。」




私を真直ぐに見てそう言った。
何・・・この人達、頭大丈夫か?




"わけわかんねぇざけんな"急に聞えた、低く怒った声。


声の主はもちろん凛だ。
そして、ドカッと空きのソファに座った。


真琴は京太とかなでを睨みながら、無言でソファに座った。



遙は下を向いて唇を噛んでる。



・・・最悪な状況だ。
この、空気やばいなぁ・・・
それに、無言を貫き通してる人が一人。