健斗は出て行った。



あの後、私は健斗の肩にもたれ掛かって、


1時間ぐらいかな・・・



ずぅっと、泣いてた。



その間も健斗は優しく私の頭を撫ぜてくれてた。





このごろ、色々ありすぎて。


もう何がなんだか分かんない。



まずは・・・


祐來が私の事好きだっていう噂が、流れたり。



なぜか、私が生徒会長になったり・・・



健斗に、キスされたり。




    キーンコーンカーンコーン



あ、ヤバチャイムだ。


えっと、これは・・・


3時限目の終わりのチャイムか・・・




そろそろ、教室戻んなきゃ。




色々な事を思いながら、


私は教室に向かった。